今も昔も丸山ワクチン。



私の祖母、つまり母の母は、63歳で亡くなりました。

胃がんでした。

もう30年以上前の話です。

私は幼稚園だったので、あまり記憶がありません。

時々、祖母の御見舞に行き、お葬式に参列した記憶はあります。



30年以上前なんて、癌が治るなんて考えられなかったことでしょう。

祖母の病状は大変だったと聞きます。

胆管にも転移し、胆汁を飲んでいたとか。。。

痛みも、相当酷かったようです。

そんな中、母達は、延命を願って「丸山ワクチン」を東京まで受け取りに行き、祖母に投薬していたという話を聞いた事がありました。




「丸山ワクチン」は1981年に承認(国の許可)を取得出来ませんでしたが、現在は、「有償治験薬」として割と簡単に試す事ができる特異的な薬剤です。

有効性が証明されないからという理由で、国から承認されなかったのでしょうが、頼りたい癌患者がたくさん居るからこその特例措置なのでしょう。

35年経った今もなお、有償治験薬として試している癌患者がたくさん居ます。

なんだかよく分からないスゴイ薬です。



昨年、癌友が「丸山ワクチン」を試しているという話を聞き、自分も試してみようかな、と母が言い始めました。

地元の主治医は、良い顔をしない事は想像出来ましたので、県外で温熱治療を受けている病院で、相談してみました。


そこで知ったこと、、、


なんと、申請に失敗した製薬会社は、「丸山ワクチン」で諦める事なく「アンサー20注」という高濃度薬剤の申請を行い、1991年に認可を取っていたのです。

「丸山ワクチン」と「アンサー20注」は、同じ成分ですが、濃度が異なります。

「アンサー20注」の方が、かなり濃度が濃いので、どうせ受けるなら「アンサー20注」の方だろうと考えました。

しかし、「丸山ワクチン」は、がん全般の治療を対象としているのに対して、「アンサー20注」の効能効果は、「放射線治療時に起こる白血球減少を抑える」ものです。

母は、昨年から、「アンサー20注」を試しています。

放射線治療は行っておりませんので、本来、適応外です。自由診療の扱いです。



効いているのかは分かりません。

でも、3年間転移ゼロで、痛みもなく元気に生きている母。。。

これもまた、効いているかもしれませんので、なかなか止められません。

「丸山ワクチン」、親子でお世話になっております。


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母は、62歳で癌が発覚しました。

母の母が亡くなったのは、63歳。

同じ年齢に亡くなろうとしているのかと運命を憎んだ時もありましたが、現在、65歳。

あと3箇月で、66歳になります。

祖母が守ってくれているのかもしれません。


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# by roll1822 | 2016-12-09 23:44 | 膵臓がん | Comments(0)

母の余命告知 父へのごめんなさい。


ナノナイフの手術が終わった後、一番に、父に電話をしました。

父は、不安過ぎて病院に付き添えないと言うし、むしろ母が、父の事が心配になるから付き添ってもらいたくない、と言った。

病弱だし、精神的にもすごく弱い父。

頼りにはならない。

だから、私が頑張るしかない。

父には、母の側に居てもらえるだけで良い。

一緒に車に乗って、ショッピングしてくれるだけで良い。

私にとって、父はそんな存在。。。



  「手術、無事に終わったよ!」

私が、一言言っただけで、

  「あぁ!いがったなぁ(良かったなぁ)。」

いつにない、大きな明るい声で、びっくりした。

すごく嬉しそう。こんな嬉しそうな父の声を聞いた事がない。



そして、私が感じた不安。。。

  《父は、ナノナイフで、母の癌が治ったと思ってる・・・?》

ナノナイフで腫瘍は小さくなると思う。

でも、完治は難しい。完治は、多分「奇跡」だと思ってる。


そんなこと・・・父には言えないなぁ・・・。

~ ~ ~

3年前、『ステージⅣa、手術は不可能』と診断された後、すぐに、国立がんセンターにセカンドオピニオンに行った。

そして、

  「抗がん剤治療でも、2年間も元気で生きている人は居るんですよ。」

とU先生に励まされた。

  《2年かぁ。長くても2年なんだなぁ。》

というのが、私の感想。平均は、1年ですからね。



帰りの新幹線で、母に、父には絶対に言わないで欲しい、と言われた。

父が不安だから、と。

父は、病気の母よりも弱ってしまうから、と。



でも、、、、

今年9月、主治医に、もう治療法がないと言われた時、

診察室から出た母は、一番初めに、待合室で待っている父に呟いた。

  「もう治療法がないんだど(ないんだって)・・・。」


母が、言ってんじゃん!自分が言うなって言ったのに。。。


そして、父と母は、待合室の椅子から腰を上げられなかった。


私は、一人で泣きながら帰ったよ。




それから、3日後、

父は、母に言った。

  「洗濯機と炊飯器の使い方を教えてけろ。         
       ・・・でも、あんまり早く教えなくて良いからな。」

母が、笑っていたよ。

  「あんまり早いと、寂しいんだべな・・・。」って。



その時、思い出した。国立がんセンターから帰って来た日の夜のこと。



夜、実家で、私と父と母と兄と義姉の5人。

私と兄が、母の病気の事を真剣で話している時、父は大好きなお酒を飲みながら、何か突っかかって来た。

何の事で突っかかってきたかは、覚えていない。

私は、ものすごく腹がたって、父に文句を言った。

  「なんで、そんななんだ!お母さんがこんな状態なのに!!
             なんでしっかり出来ないんだ!!!」 って。

そしたら、父が、私に殴りかかって来た。

  「なんだ。おまえ~!」って。


止めに入ったのが、母。咄嗟に立ち上がって、父を止めてくれた。


ばあちゃん子の私は、親に怒られた事がない。

特に、父は、いつも私にペコペコしてる。

初めて、喧嘩した。。。





ごめんなさい。って言いたい。。。

父は、このブログを見る事がないだろうから、、、

ごめんなさい。



本当に、ごめんなさい。


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# by roll1822 | 2016-12-08 20:01 | 膵臓がん | Comments(0)

膵臓癌ステージⅣa、3年間元気な理由。


母のこれまでの治療経緯をまとめてみました。

2013年10月:検診で膵臓癌の疑い。
2013年12月:精密検査。
2014年1月上旬:膵臓癌確定、ステージⅣaと診断。
2014年1月下旬:国立がんセンターにセカンドオピニオン。
        手術は不可能。抗がん剤治療しかない。と言われ、地元に戻る。
2014年2月:TS-1投薬開始。
2016年5月:腫瘍増大。ジェムザールに切り替え。
2016年7月:放医研に重粒子線治療の相談。適応外と言われる。
2016年9月:ジェムザールでは効果がない、もう治療はない。と言われる。
2016年10月~:ナノナイフ治療開始。


もうすぐ、4回目の正月を迎えます。

痛みはありません。体重も全く変わっていません。

本当に腫瘍があるのだろうか、と疑った時が何度もあります。



3年間、試した事は数知れず。。

何をやったっけかなぁ・・・と振り返ります。

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癌が発覚して、一番初めにやったこと。

①お参り。癌封じ。

そして、

②人参ジュースを1日2L目標&レモン絞りを1日2個目標。いずれも無農薬を購入。
③東京Gクリニックにメール相談。症状に合わせた漢方薬を調合してもらい、
 1日2回飲む。
④ジインドリルメタン。
⑤高濃度ビタミンC点滴静注を週2回。
⑥温熱療法週1回。
⑦玉川温泉に湯治。
⑧水素水を1日1L。
⑨メトグルコ1日2錠。
⑩ブロリコ毎日。
⑪えごま油毎日。
⑫ホッカイロ(膵臓付近に常時)と湯たんぽ(膵臓付近に就寝時)
⑬足首を常に温める。
⑭自家製ヨーグルト毎日。
⑮DPA毎日。
⑯卵1日1個。
⑰にんにく毎日。

一番長く続けているのは、④ジインドリルメタン。

⑤高濃度ビタミンC点滴静注も良かったのですが、費用がかかりすぎるため断念。
その後、⑥温熱療法は2015年春から開始し、今も継続。

何が効いているのか分からない為、どれもやめられないなぁ・・・。


何気に効いているかもしれないと思うのは、

⑱仕事を完全に辞めたこと。


我が家は年中無休の自営業。相当働きましたよ、母は。嫁に来てからずっと。

私や兄の子育ては、完全に、じいちゃんとばあちゃんに任せて。



・・・ふと考える時があります。

 一緒にご飯を食べた事、あったっけかな。・・・あったのかなぁ。

 一緒に寝た事、2回くらいはあったかな。ばあちゃんが居ない時。

 一緒にお風呂に入った事、何回かはあったかな。仕事の帰りが早い時。


母が、癌になって仕事を辞めてからです。母としゃべる時間が増えたのは。。。


そして、一番の効果があると思うのは、、、

⑲よく笑い、よくしゃべる。

⑳毎日を楽しむこと。



母は、3年間、癌に負けた事は一度もないはずです。



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# by roll1822 | 2016-12-07 23:51 | 膵臓がん | Comments(0)

ナノナイフから3週間、インスリンと抗がん剤が始まります。


ナノナイフ手術から、3週間が経ちました。

母は元気です。

髪の毛は、ほとんどなくなりましたが、もう慣れたようです。

膵臓癌 ステージⅣaと診断されてから3年経過しましたが、未だかつて痛みに悩まされた事はありません。

あるのは、抗がん剤の副作用のみ。

ただ、寝ている時に、なんとなく腰に違和感があるかなぁ・・・という感覚はあるそう。

ナノナイフの後も、その感覚は変わらないようです。

痛みが強くなったわけでも弱くなったわけでもないようです。


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地元に帰り、主治医の元へ。

主治医は、M先生からのお手紙を見て、ナノナイフには全く触れず、、、

  「指示に従い、インスリン開始します。」。



今日から、インスリンの為に1週間程度入院することになりました。

自分で治療するための練習入院だそうです。

その間、「アブラキサン&ジェムザール」も投薬されます。

この間の入院は、保険が適応されます。1泊あたり幾らという保険が。

ナノナイフは自由診療なので、保険は全く適応になりませんでした。

使えるものは使いたい。。。



結局・・・

ナノナイフが終わっても、治療は今までと変わらないのです。

変わったのは、、、

  今、腫瘍が死んでいるといいな060.gif

という希望があること。

治療に、前向きになっている事実は確かにあります。




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# by roll1822 | 2016-12-06 22:51 | 膵臓がん | Comments(0)

ナノナイフ前後のCT画像です。



退院の前日、CT検査の結果が説明されました。

母が一人で聞きました。

画像を印刷して母に持たせてくれましたので、私も状況を知る事が出来ました。


これが、ナノナイフ前後のCTの結果です。


  ナノナイフ後     ⇐    ナノナイフ前

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CTは、よく分からないのですが。。。

丸で囲んだ部分が腫瘍(膵臓癌)と思われます(私が付けました)。

右写真のピンクの3本線が、針を刺した説明の様です(ペンで線が引いてあったので、私がなぞりました。)

このCTから言えること(母の理解では)・・・

左写真の腫瘍が黒くなっています。これは、腫瘍が死に始めているそうです。

んん~、確かに黒ずんで見えます。

横からのCT画像も頂いたのですが、私にはよく見方が分からない為、写真は省略します。

ただ、確かに黒い気がする。。。

期待して良いのかな?

本当に小さくなってくれるのかな?

頑張れ!周りの良い細胞達!母の癌をやっつけてくれ!




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# by roll1822 | 2016-12-05 22:30 | 膵臓がん | Comments(0)

2013年10月、母の膵臓癌が発覚。ステージⅣaですが、3年間元気に生きています。最新治療ナノナイフの経過を記録していきます。


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