2017年 08月 15日 ( 1 )

二つ目の覚悟


T医科大学病院やM病院は、前向きに治療をしてくれます。
でも、地元の病院では、そういうわけには行かない事を覚悟していました。

1年前、
TS-1とジェムザールの後は、出来る抗がん剤が無い、それが現在のガイドラインだ、と言われましたので。

主治医のもとに戻った以上、もう何の治療も出来ないであろうと覚悟はしていました。

さすがに、次はここに行きたいなんて希望を言えば、相当呆れられるでしょうし、何より母の病状がそれどころではないわけで・・・。



本日、母が検査に行っている間、私一人が診察室に呼ばれました。

母の前では言わない方が良いかと思い気を使って下さったようです。
お心遣い、ありがとうございます。

内容は、CT画像を見ながらの説明。
●想像以上に腹水が多い。以前のCT画像とは全く違うから、急に進行したのだろう。
●肝臓に転移した可能性もある。もともと肝臓に水疱があったが、今回のは様子が違う。
●腹水の原因は検査してみないと分からないが、きっと癌性腹水だろう。
●癌性腹水の場合は、利尿剤は効かない事が多い。むしろ腎臓に負担をかけて症状が悪化する場合もある。
●腹水は完全には抜けないし、抜いてもすぐに繰り返すだろう。
●今後は抗がん剤は考えずに、どうやって痛みを取るかを考えて行こう。
●もう動注をすることはないだろう。
●最終的には、どこで治療したいか?→roll:地元です。
●緩和治療で放射線なども出来るから、放射線科の先生とも相談していこう。

すごく優しい言い方で、しっかり私の目を見て説明して下さいましたので、落ち着いて聞けました。
突かれたら、涙が溢れそうで、呼吸をひたすら整えました。

ポートが入っているから、フラッシュの為にM病院に毎週行かないといけないのかもしれない、と相談しました。
詳細はこちらから連絡を取って治療の内容を聞きます。
フラッシュくらいなら、ここでも出来ますし。
最悪、ポートを抜かなければならないかもしれない。


痛い思いをしてポートを入れたのに・・・。
一発で、“効果無し”の判定が出たので、継続しても意味が無いのでしょう。
HIFUは?
→HIFUは抗がん剤があってのHIFUだから、ダメでしょうね、きっと。。。


治療終了。


3年10ヵ月に渡る癌治療、私の治療探しは終了の時が来たようです。


今日、何人もの看護師さんに話しかけられました。
母は、この病院でたくさん助けてもらっていたのです。
母が落ち着いて待合室に座っているのをひしひしと感じました。
乳がんになった44歳から、ずっと通っている病院ですから、落ち着いて当然ですよね。
ここに戻って来て良かった、と思えました。


そして、看護師さん達は、私にも話しかけるのです、会う人会う人。

「お母さん、頑張りたいって言ってるんですよ!」

・・・お願いだから話しかけないで、と思いました。
こういった状況には慣れていたはずでしたが、今回は、しんどかったです。

いつもなら、ダメでも次の治療があるから!って次々選択肢を考えて来たのですが、今回はもう次の準備をしていません。

私が頑張るほど母が辛そうですし。
結局、医師は嫌いでも、この病院は好きみたい。



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by roll1822 | 2017-08-15 13:24 | 膵臓がん | Comments(2)

2013年10月、母の膵臓癌が発覚。ステージⅣaですが、3年間元気に生きています。最新治療ナノナイフの経過を記録していきます。


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