一つ目の覚悟


今日は、M病院からお手紙を持って、自宅から車で1時間強の病院に向かいました。

M病院からのお手紙を書いてもらっていたのです。
何かあったら、地元の病院に通えるように。
これまでの経緯を、宛先無しで。


結論から言うと、そこの病院では診てもらえませんでした。

●関東の病院に行く前に、こちらで治療していた病院があるのですから、
 そこに戻るのが普通でしょう、と。
●病院を転々としていて、それぞれの経緯が分かりません、と。
●どうして手術出来なかったのか等、初期の情報を持っているのは、
 元の病院でしょう?せめてそちらの病院からの紹介状、それから、
 S王病院、T医科大学病院、全ての医師から経緯を説明してもらわないと、
 こちらで治療は出来ません、と。
●腹水の治療なんて、どこでも出来ますよ。うちの病院だからって、
 特別に出来る事はないですよ、と。

若い先生で、言いたい事を散々言われました。
仰る事は、もっともです。
私だって分かっています。
でも、それでも主治医の元には帰りたくなかったのです。
T医科大学病院にもM病院にも、主治医からの紹介状は持って行きませんでしたから、どこか甘い考えもあったのです。
理屈ではなくて、私の賭けだったのですよ。

正直、ここまで来たら、これまでの治療経緯なんて関係無いじゃないか!というのが正直な気持ちです。


ズバズバ言われましたが、キツくたって事実だし、何も教えてくれない主治医よりはマシだろうと思い、主治医から紹介状を書いてもらう(イコール)一時だけ我慢する、という選択肢を考えました。

でも、主治医は、紹介状一つ書くにも数日かかります。
このまま腹水を放置することは出来ません。
主治医のもとに帰るしか選択肢は無い事に気付いたのです。



そして、私の賭けは惨敗で終わりました。


会計待ちをしながら、母と話し合いました。


 やっぱり、主治医の所に帰ろうか・・・。



そして、本日2軒め、主治医の元へ。

なんと、主治医は休暇中(一週間不在だそうです)。
別の消化器内科の先生が診て下さいました。

とても説明が詳しくこちらの不安点も全て聞いて下さる先生でした。
ここに、こんなステキな先生が居たんだ!
私と母は顔を見合わせた程です。
当然、主治医の代理扱いですので、基本的に担当にはなり得ませんが。。。

そして、またまた急遽入院。
(いつもいきなりです。)


今日はCTを撮り、血液検査、レントゲン、エコーを済ませ、夕方には腹水を採取し腹水の原因を調べてくれるそうです。
若い先生ですが、身軽で丁寧、患者の為に一生懸命な先生です。

どうか、このまま良い医者で居て下さい!と心から思いました。


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Commented by まりも at 2017-08-14 20:59 x
rollさんへ:
お疲れ様でした。冷静さを失わないでいるところはさすがです。
元の病院で良い医師がいるなら、その医師が外来に出ている曜日をチェックして、「この曜日に変更できないか」(スケジュール的に変更をお願いしたい)持ちかけるのは如何ですか?
 平和な解決(余計なエネルギーを使わずに)を!
Commented by 応援してます at 2017-08-14 21:17 x
紆余曲折あれど、鳴れた所に落ち着けてよかったですね。
治療の経緯の説明は移るときにはないと難しいようです。

「紹介状」というか、正確には「診療情報提供書」を書くのに時間がかかるのは、やはり無能なのでしょう。うちも移ってから、取りに行ったのですが、結局、今の病院の医師には「肝心なことが何も書いてなくて、これでは分からない、私から直接、尋ねておくからいいけど」と言われました。

院内には相談窓口というのがあるので、そこで担当医を変えてもらう相談もできるようです。

あと、「転々と」とおっしゃいますが、主治医は変えずに、その病院では出来ない特殊な治療を受けに遠征していただけで、「転々」とはしていません。そこのところは誤解されないようにお気をつけください。

日本には応診の義務があるし、患者には希望する医療を受ける権利があるのです。「緩和」も20年前に私の祖母たちが癌になかったところには存在しなかった制度です。「治療がない」と患者を絶望に落としますよね。これも保険制度の都合上、厚労省が間接経費や「天下り先」等で得するように作られたのではないかと思います。
Commented by かっちゃん at 2017-08-15 03:42 x
主治医と『どう向き合うか?』は難しい問題ですよね?だから私は主治医が『気分を悪くしないような配慮』として『事前の根回し』を大切にしています。私の周囲の癌患者には『他の病院で治療するなら責任は負えない』と言われた方もいますから。私はこれまでは、どのドクターにも恵まれていたと思います。仙台厚生病院の佐藤先生は『陽子線治療やペプチドワクチン療法』を紹介してくれたり『標準でない抗がん剤を二種類』使ってくれた『命の恩人』であります。まさに人命を救うドクターの鏡でした。仙台医療センターになってからも、色々な抗がん剤や先進医療の話ができるドクターに巡り合えて延命できています。どねかドクターも病気から釣りの話まで、なんでも気兼ねなく話せます。だからrollさんの話を聞くにつけ『びっくりポン』です。間もなく6年11ヵ月目の闘病生活に突入しますが、T医科大病院の先生からは『10年以上頑張りましょう』と励まされるし南東北の先生も『いよいよの時の治療』を考えていてもらっています。どのドクターも私の延命に『前向きな姿勢で対応』してくれます。本当に嬉しく思います。手術なしで6年11ヵ月生きるのは一ヶ所の病院ではできないし、簡単でないように思います。だからこそ幾つもの病院のドクターにセカンドオピニオンをかます。ドクターショッピングではありません。最先端医療の現場のドクターとお話をして最終的には『私の癌での適応』を検討します。私は未知なる治療を知るにはセカンドオピニオンは良いことだと思っています。
Commented at 2017-08-15 07:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by はやまま at 2017-08-15 12:33 x
お母様、ひとまずご入院デキテヨカッタです。あと主治医が休暇だった事もよかったですね。
腹水の原因、食欲が少しでも回復してくれればいいですね。あとは今の病院ではきっとすい臓ガンは治せないのでセカンドオピニオンでやはりお母様の治療を全力でさぽーとしてくださるおいしゃさまをみつけられるのもいいですよね。
お母様はご商売をされていたようですが、おつきあいのあるかたでお医者様をしっているかたはいないですか?
とにかくいくらでも愚痴はきかます。へこまず、ごむりなさらないでくださいね。
Commented by roll1822 at 2017-08-15 22:50
> 応援してますさん
確かに、「転々」としたわけではないんですけどね。
面白くなく思う医師はたくさん居るんですよね。。。
いろんな医師が居ますね。本当に思います。そして、田舎ほど価値観の誤った医師が多い。病院の色もありますよね。
Commented by roll1822 at 2017-08-15 22:55
> かっちゃんさん
すごいですね、標準治療以外を薦めてくれる医師が居るなんて。私もそんな医師に出会いたかった。4年前に国立がんセンターにセカンドオピニオンに行ったのですが、既にそこから病院の選択を誤っていました。1年間、腫瘍は小さくなり続けたのに。。。
後悔してもしきれません。何より腹水がたまってしまいましたので、5年を目標に頑張って来ましたが、そろそろ限界です。
かっちゃんさんには、もっともっと奇跡を見せて欲しいです。
Commented by roll1822 at 2017-08-15 23:00
> まりもさん
いつも親身にアドバイスくださり、ありがとうございます。
でも、まずは、今の病院で腹水の治療をします。そして、前回のアドバイスのように、なるべく主治医ではない今回の担当医を頼っていきたいと思います。曜日を変えるのは良い案です。
もし、腹水がなんとかなったなら、また前向きな事を考えられるかもしれません。
今は、母をそっとしておこうかと考えています。
昨日、実は、今回担当の先生に「主治医とはうまく話が出来ないんです。今後は先生に診て頂けませんか?」と言ってしまったのです。当然医師同士ですからね・・・返事は「チーム組んでやってますから、いつでもお話聞きますよ。」。模範解答です。
Commented by まりも at 2017-08-16 08:11 x
rollさんへ

連日、失礼します。
お一人で担う部分が大きすぎるように感じます。お父様のことはお兄様に、病院主治医変更の交渉はご主人にかんでもらうとか、出来るといいのですが。

主治医の変更は、医師に直接話すことでは実現しづらいです。どなたかが書いていらした院内の相談窓口を取っ掛かりに、院内他部門の力を借りるのもいいのではないでしょうか? この辺りの交渉術は男性の方が長けていることも多いですし、ご主人とrollさんでと思ったのです。

幸い、主治医不在なら、動きやすいかと。

余計な一言でした。

お母様の持っている生命力、お母様の「生きたい」という気持ちを、ご家族皆で支えていけますように。
Commented by roll1822 at 2017-08-16 22:23
> まりもさん
ありがとうございます。
でも、もう良いんです。母は、事を荒立てたくないようですし、この病院であれば、おそらくどの医師でも治療は同じです。まぁ、言い方の問題なんですけどね、誰がまともかも分からないし。
現在、主治医は主治医ですが、担当医はI先生とベッドに書いてあります。だから、それに甘えて、なくべくI先生を指名させて頂きたいと考えています。ここまで来たら遠慮は出来ない。主治医を否定出来ないなら、他の先生をこちらから選ばせて頂きます。休暇で助かりました。この病院、看護師は良い方が多いです。だから、入院中、母は安心していられるはずです。
先日会ったようなキツくてもハッキリ言う医師は嫌いではありません。
ハッキリ言わない医師が一番困ります。詳細に説明すべきです。こちらの不安や疑問を聞くべきです。分かり易く詳細まで教えて欲しいのです。いつも時間を気にして、次々スムーズに患者を回したいのですよ。いつも何も教えてくれません。
私の発言なんて何にもなりませんが、それをI先生や看護師さんにしっかり伝えたいと思います。
by roll1822 | 2017-08-14 20:41 | 膵臓がん | Comments(10)

2013年10月、母の膵臓癌が発覚。ステージⅣaですが、3年間元気に生きています。最新治療ナノナイフの経過を記録していきます。


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