心が重たい
2017年 06月 20日
今日は、心が重たい。。。
昨日、母の動注化学療法の為のポート挿入が終わり、私は今朝からいつも通りの生活。
朝から弁当を作り、長男を送り出し、次男を保育園に送り、そのままいつも通り出社。
いつも通り仕事。
でも、なんだか、心が重たくて。。。
昨日、母の手術光景を見せられたのが、思いのほかショックだったのです。
昨日は、なんともなかったのですが、今日は思い出すとすごく嫌な気持ちになります。
・・・見たくなかったな。
何よりも、お母さんが見られたくなかっただろうな・・・。
ごめんね、お母さん。と思います。すごく思います。
治療の詳細を"見せて" "伝える” のがM先生の方針なのかもしれません。
それは、素晴らしいことですね。
でも、私には受け入れられなかったようです。
母の体にポートが埋め込まれています。
それを嫌がる人も居るでしょうし、よくやるなぁと思う人も居ると思います。
実際に、母の体を見せられて、私にはずっしり来ました。
良かったのか分かりません。
また母がいつも通り元気に動き出せば、やって良かったと思える日が来るのかもしれません。
つくづく思うんです。
癌患者の気持ちは癌患者にしか分かりません。
癌患者の身内の気持ちは癌患者の身内にしか分かりません。
お母さんの気持ちは私には分からないし、私の気持ちはお母さんには分かりません。
夕方、母から電話が来ました。
元気だからな、と。
歩けるようになったからな、と。
でも、食欲がなくて、まだ抗がん剤の動注を開始出来ていない、と。
5-FUは、母には辛いみたい。
今までで一番辛そうです。
お母さんは、まだまだ頑張る!まだまだ死ねない!と言います。
昨日、母の体から目を背けました。
いつ間にこんなに痩せてしまったのか・・・と思いました。
お母さん、ポートを入れてしまってごめんなさい。
by roll1822
| 2017-06-20 22:39
| 膵臓がん