今日は、心が重たい。。。
昨日、母の動注化学療法の為のポート挿入が終わり、私は今朝からいつも通りの生活。
朝から弁当を作り、長男を送り出し、次男を保育園に送り、そのままいつも通り出社。
いつも通り仕事。
でも、なんだか、心が重たくて。。。
昨日、母の手術光景を見せられたのが、思いのほかショックだったのです。
昨日は、なんともなかったのですが、今日は思い出すとすごく嫌な気持ちになります。
・・・見たくなかったな。
何よりも、お母さんが見られたくなかっただろうな・・・。
ごめんね、お母さん。と思います。すごく思います。
治療の詳細を"見せて" "伝える” のがM先生の方針なのかもしれません。
それは、素晴らしいことですね。
でも、私には受け入れられなかったようです。
母の体にポートが埋め込まれています。
それを嫌がる人も居るでしょうし、よくやるなぁと思う人も居ると思います。
実際に、母の体を見せられて、私にはずっしり来ました。
良かったのか分かりません。
また母がいつも通り元気に動き出せば、やって良かったと思える日が来るのかもしれません。
つくづく思うんです。
癌患者の気持ちは癌患者にしか分かりません。
癌患者の身内の気持ちは癌患者の身内にしか分かりません。
お母さんの気持ちは私には分からないし、私の気持ちはお母さんには分かりません。
夕方、母から電話が来ました。
元気だからな、と。
歩けるようになったからな、と。
でも、食欲がなくて、まだ抗がん剤の動注を開始出来ていない、と。
5-FUは、母には辛いみたい。
今までで一番辛そうです。
お母さんは、まだまだ頑張る!まだまだ死ねない!と言います。
昨日、母の体から目を背けました。
いつ間にこんなに痩せてしまったのか・・・と思いました。
お母さん、ポートを入れてしまってごめんなさい。