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手術終了、やっぱり母の腫瘍は大きかった


動注化学療法の手術が無事終了しました。

予め言われていたんです。
母の腫瘍は、とても大きい、と。
膵臓の7~8割が腫瘍の塊になっている、と。
だから、周りの血管も押し潰されて、ポートは思うように挿入出来ないだろう、と。

手術の結果は、まさしくその通り。
ポートを可能な限り近くまで通したが、目的地まで通すのは困難であった、と。

手術は、ぴったり1時間程度で終わりました。
不測の事態が生じる事もなく、50分程度で手術の隣の部屋に呼ばれました。
手術室が見えるのです。
太ももの付け根を縫っている最中でした。
手術室が見れるんだ!と驚きながら、その部屋のPCには母のレントゲン写真が。
画像を見ながら、ポートを挿入するらしいのです。

手術室では、院長含め男性3名と看護師の女性1名が、全員防護エプロンを付けていました。
指示する院長のほか、実際に手を動かす一番若い医師、レントゲン技師、の3名ではないかと思います。
院長の動注化学療法の技術は、おそらくこの男性医師に引き継がれるのだと思います。

手術が終了すると、手術室の母の近くに連れて行かれました。
局所麻酔なので、母は意識がしっかりしていて、喋ることも出来ます。
傷を見せられ、早速抗がん剤を動注してくれました。

一緒に手術立会いの叔母が、レントゲン画像の撮影許可をもらってくれました。

母の体へのポート挿入写真です。
手術終了、やっぱり母の腫瘍は大きかった_e0362686_22232231.jpg



























真ん中の太い線が、挿入したポートです。
大動脈に通しました。
真ん中右側の血管がゴチャゴチャしている所に膵臓があるのですが、血管が腫瘍で潰され、かなり細くなっていることが分かります。
これ以上ポートを挿入することは困難で、ここまでが精一杯だったそうです。
この状態では、結局、抗がん剤は薄まってしまうけれど、これが最善を尽くした結果のようです。

大きいとは言っても何とかなるかな、と期待していたのですが仕方ありません。

抗がん剤を膵臓まで運ぶことが出来ないのは残念ですが、普通に静注するよりは高濃度でしょうし。。。

あとは、HIFUの効果に期待したい。

太ももを切った為に、1~2日歩けません。
足や肺に血栓が出来ないように、今晩は足をポンプでマッサージです。

動注で入れた抗がん剤の副作用で、抗がん剤を断念する人も居るようです。

母の副作用は楽でありますように・・・と願うだけです。



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by roll1822 | 2017-06-19 22:44 | 膵臓がん

2013年10月、母の膵臓癌が発覚。ステージⅣaですが、3年間元気に生きています。最新治療ナノナイフの経過を記録していきます。


by roll1822