奇跡の先の現実。母に八つ当たり・・・


富士見市のM病院で色々検査され、転移も腹水もなし。
動注化学療法は出来るようです。

ただ、厳しいお言葉ばかりでした。

3年半も、生きられたのは”奇跡”です。
さぞかし腫瘍は耐性が出来て、抗がん剤が効き難くなっている事でしょう。
ただでさえ膵臓癌は硬くて抗がん剤が効き難いのに。
膵臓の周りの血管もガチガチになっているでしょうから、管を通せるかどうか。

そして、エコーで確認した結果、母の腫瘍は、5cm×4.5cm。
膵体部のみにあった腫瘍が膵尾部まで広がっていて、膵頭部を残して全てに腫瘍が広がっていました。
近々、十二指腸が閉塞し食事が取れなくなるであろう。
その後は腹水がたまり、こんな風にお腹が膨らんでくる、と写真を見せられました。

つまり、動注化学療法は出来ますが、効果は見込めない事を暗に伝えてくれているのだと分かりました。

返事はして来ませんでした。
でも私としては、T医科大のS先生と相談してから、HIFUとの併用を進めるつもりでいます。

母は、元気がありませんでした。

帰りの駅で、私に言うのです。

  母:「何とかしてけろっちゃ。(何とかしてよ)」

・・・そのセリフに無性にムカついたのです。ボソッと一言、

   roll:「でぎね(できない)・・・」


・・・それから、ずっとイライラが収まりませんでした。
私はこんなに頑張ってるのに!
何をやっても効かないし!
それでも、まだ何とかしろと私に言うのか!


  母:「先生は、”奇跡”だって言ってだっけね。」

  roll:「そんな事はどうでも良い・・・」

他人に”奇跡”と言われた事も、無性に腹が立ったのです。
”奇跡”じゃないよ、いろんなものを試した結果だよ!


”奇跡”⇛ つまり、これから先に現実が待っているという事じゃないか!
3年半でガチガチになった腫瘍は、ナノナイフでもHIFUでも効果は現れ難くなっていたのです。

これまで、重粒子線を目標に、如何に腫瘍を小さくしようかと希望を持って治療に望んで来ましたが、きっともう腫瘍が小さくなる事はない気がしてきました。
何人もの医師に診て頂きましたが、こんなにも現実を見せられたのは初めてでした。

遅めのランチは大宮で。
向かいあって食べましたが、母の目ってこんなだったかな・・・って。
目が生きていない・・・。


母は、私以上に辛いのは分かっています。

でも、私のイライラは、今日になっても収まらず、母に優しい言葉をかけてあげる事が出来ません。



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by roll1822 | 2017-05-10 22:02 | 膵臓がん | Comments(8)

Commented by まりも at 2017-05-10 23:44 x
rollさんへ:
本当によく頑張っていらっしゃってきたのですね。改めて思います。その成果が「奇跡」なのだと思います。
膵癌の手強さを知るからこそのM先生のお言葉なのでしょう。患者さん、ご家族を想うからこその言葉の厳しさなのでしょう。
 読んでいて切なくなります。3年半を「奇跡」と言い切ってしまってほしくない、そう思います。
HIFU治療も対象外となる方もいらっしゃる中、御母様は受けられました。手立てが無いわけではないのです。
重粒子線治療に向けて、医科大学病院の先生と戦略を立てて臨んでください。
 佳い方向へ進むことを心よりお祈りしております。
Commented by usijima21 at 2017-05-11 02:28
我が家は嫁さんは、発覚段階で、胆管閉塞して、ステントを口から、無理やり入れて、胆汁は流れはじめてましたが、放射線治療の内部の腫れてで、胃と腸が日々少しずつ閉塞して、水さえ戻すようになりました。
解決は、
①胃と腸の間にステントを入れる。ただし、今回は固形物が通るので、また、詰まるばあちゃんがある。
②最初から胃と腸と、バイパスして繋ぐ。
我が家は、②を選択しましたが、手術後しばらくは、抗がん剤は、使えないみたいです。
roollさん、お互いに日々を大切に。頑張りましょう。
Commented by はやまま at 2017-05-11 18:00 x
遠くまで通院おつかれさまでした。
お気を落とされるお気持ちとてもわかります。
奇跡ではなく娘さんrool さんの熱意(執念情熱パワー)がお母様を救っているとおもいますよ。わたしも、四年半前膵臓がんがわかったとき、もう寝る暇惜しんでしらべました。手術は抵抗があったので、重粒子線もしらべました。たまたま、紹介で名古屋の名医中尾先生に手術をしていただき元気に生きています。ダメでも大丈夫っていってほしいですよね。roolさんおつかれだとおもいます。
どうぞ、休息して、ココロニ栄養を、かならず、光はさしますよ。息子さんが成人まで、いきてもらわなきゃですよね。
Commented by ちまき at 2017-05-11 22:13 x
お久しぶりです。
毎回祈りながら読ませてもらっています。

人間慣れはあります…
慣れは怖いし当たり前になってしまってもいいことないです…
ただ慣れがあるから強くなれるし自信も持てるし
なんて思ったりもします…

自分の奥さんの戦いはまだ始まったばかりですが抗ガン剤治療の骨髄抑制で好中球が上がりきらず3週間治療ができませんでした…
焦りはあります。
何か打つ手が欲しいです。

お母様が良くなることを
ただ、ただ
祈っています。
Commented by roll1822 at 2017-05-11 23:10
> まりもさん
ありがとうございます。相当自信を無くしていますが、母が一番辛いわけで・・・。分かっているんですけど、ついイライラしてしまうんです。
”奇跡”って言葉が、残酷にも捉えられてしまう事がある事を初めて知りました。
Commented by roll1822 at 2017-05-11 23:14
> usijima21さん
皆さんのブログから、膵臓癌が他の臓器を圧迫してしまう事は知っていました。でも、母は知らなかった事実なのです。考えてもいなかったと思います。
奥様、大変な時なのですね。しかも、初期段階から閉塞があったのですね。腫瘍の場所の問題ですかね。
一つ一つ解決することを祈っています。
Commented by roll1822 at 2017-05-11 23:18
> はやままさん
名古屋に名医がいらっしゃるのですね。そういった医師に出会えるのは、良い意味での”奇跡”ですね。良い医師を探して選択するのは自分自信ですけどね。偶然出会ったわけではないわけで・・・。
皆さん努力してますよね。皆さんスゴイと思います。生きたいと思う気持ち、生きて欲しいと思う気持ち、みんな同じです。
Commented by roll1822 at 2017-05-11 23:21
> ちまきさん
焦りますよね、1日でも待てないんですよね。今この時にも悪い細胞が活動しているのかと思うとじっとしていられません。祈る事しか出来ないんです。
何か良い治療に出会えれば良いですね。