抗がん剤の副作用軽減には、やっぱり漢方薬!

本日、会社で回覧の業界ニュースです。
漢方薬で現実味帯びてきた「和洋折衷」
抗がん剤の副作用軽減にエビデンス集積、新薬メーカーも関心
免疫チェックポイント阻害剤など新たながん治療の選択肢が増えているなかで、抗がん剤の副作用を軽減する手段として「漢方薬」の使用が広がっている。抗がん剤による食欲不振、口内炎など副作用の存在は知られてはいるものの、あえてそれらをターゲットにした治療薬はなかった。近年は分析技術の向上も寄与して、漢方薬のエビデンスが集積。国内では一般的になった処方も増えつつある。自社抗がん剤の副作用軽減のためにも、漢方薬に関心を寄せる新薬メーカーもあり、異色の西洋薬と漢方薬の「和洋折衷」も現実味を帯びてきた。09年に民主党(現民進党)の「事業仕分け」では、一時は保険薬からの除外も囁かれた漢方薬だが、国立がん研究センターでも抗がん剤の副作用や手術後のケアといった「がん支持療法」で使われている。同センターで、漢方薬の支持療法を担う上園保仁分野長は本紙取材に、漢方薬の役割について「補完代替療法の『補完』」と強調。抗がん剤に置き換わるのではなく、西洋薬で埋めきれない「ニッチ」な部分を補うことで、副作用を苦に抗がん剤投与を途中で断念することへの防止につながると見通す。実際に臨床で使用頻度が増えた漢方薬としては、抗がん剤による食欲不振には「六君子湯」(りっくんしとう)、口内炎に関しては「半夏瀉心湯」(はんげしゃしんとう)を例示。六君子湯は、含有する「陳皮」(ちんぴ、みかんの皮を干したもの)に含まれる「フラボノイド類」が、セロトニン2受容体に拮抗作用を示し、食欲に関わる「グレリン」を分泌することを示した論文が発表され、使用が広がった。半夏瀉心湯は、抗がん剤による重篤な口内炎での効果があり、二重盲検試験を行った結果、治療期間はプラセボ群が10日のところ、「5日に短縮した」(上園氏)。同剤は7種類の生薬が配合され、成分中に「抗菌」「抗酸化」「抗炎症」「組織修復」「鎮痛」といった作用があり、それらが組み合わさったことで相乗効果が表れているという。このため、自社抗がん剤の副作用に頭を悩ます新薬メーカーも漢方薬に注目しており、実際に上園氏のもとに問い合わせがきている。また、海外でも漢方薬への関心が高まっている。ツムラが「TU-100」として米国第2相中の「大建中湯」(だいけんちゅうとう)は手術後の便秘などの改善で広く用いられ、国内では二重盲検試験によるエビデンスもある。薬価も安く、入院期間の短縮につながることから、需要も想定され、逆の意味で「黒船になる」とみている。

母も漢方薬を飲んでいます。
「和洋折衷」とはわずかに不真面目な印象も受けますが、製薬会社よりも、まずは医師に認めさせる事が重要です。
癌患者にとって重要なのはエビデンスばかりではない事は理解して欲しいです。

安価に漢方が処方されるのは大歓迎です!

「六君子湯」は、よく処方されますよね!

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by roll1822 | 2017-04-25 20:20 | 膵臓がん | Comments(4)

Commented by かっちゃん at 2017-04-25 22:34 x
不思議に思っていたのですがrollさんのお母さんは膵臓癌による腹膜播種なのですか?パクリタキセルという薬剤は分子構造が他の抗がん剤より大きいから腹空内に留まる時間が長く、現在では胃癌による腹膜播種によく使われているようです。そもそもは胃癌の腹膜播種に開発されたようですよ。本州では、治験みたいなかたちで名大や東大が、腹部にポートを設けて腹腔内にパクリタキセルを直接注入し腹膜播種の治療をやっていたようで、何割かの患者が腹膜播種を克服して胃癌の手術に持ち込めたケースがあるのです。 ➡ ➡ ⚫膵臓癌由来の腹膜播種は、胃癌由来の腹膜播種の治療方法を応用したものですが、膵臓癌の腹膜播種については、名大も東大もやっていないようです。この治療が普及しないのには理由があります。腹水がたまっていない状態で腔内にパクリタキセルを注入すると、復腔内の臓器がただれて癒着したりして『ぐちゃぐちゃ』になります。また腸に穴が開いたりします。つまりこの治療は技術的にハイレベルであり、パクリタキセル注入後のメンテナンスも困難だから普及しないのです。また退院後症状が悪化した場合には、地方の病院での対応はまず不可能なようです。『これは先進医療だしうちでやった治療でないので手の施しようがない。』と言われることもあるようです。⚫膵臓癌由来の腹膜播種に、パクリタキセル腹腔内投与ができる技術を持つ病院は、埼玉県の『三浦病院』と『北海道斗南病院』かな?と思いますが治療を受けるには、やはりいろんな条件があるみたいです。
Commented by かっちゃん at 2017-04-25 23:04 x
追記 パクリタキセル腹腔内投与ですが、遠隔転移がない膵臓癌腹膜播種について第三項先進医療技術に追加されていますから、現在の胃癌由来の腹膜播種治療をしている病院が『将来』膵臓癌由来の腹膜播種に対して、腹腔内パクリタキセル注入の治療を行うようになると思います。腹膜播種でもないのに、腹腔内にパクリタキセルを注入する治療はありえません。
Commented by roll1822 at 2017-04-25 23:24
かっちゃんさん、詳細に説明頂きありがとうございます。母は、腹膜播種と診断された事はありません。腹膜播種でなければ治療が行えない事を理解しました。諦めます。
三浦病院では、動注化学療法に興味があります。あまり情報がなくどんな治療なのか、いまいち想像が出来ません。以前、ビタミンCの病院で、それはもう古い治療だと言われた事もありました。母に適応なるのか、どんな治療なのか、費用はどの程度は、三浦病院以外に気軽に行ける医療機関があるのか、、、等疑問がたくさんあります。何か情報ありませんか?
Commented by かっちゃん at 2017-04-26 00:12 x
動注化学療法は歴史的には古くからの治療です。この治療には、動注ポンプが必要であり三浦先生はアメリカで共同で開発して、日本に初めて持ちかえったのです。三浦先生は、ご高齢ですがこの治療の世界一の先生でもあります。平岩正樹先生曰く『三浦先生は世界一です。文字通り世界で一人と言うことです。』 即ち三浦先生の治療を受けるかどうかと言った場合『次元が異なる』とまで言っています。膵臓を取り巻く血管は複雑だから、プラチナコイルや塞栓材などで血流改変して高濃度の抗がん剤が直接膵臓癌に流れ込むようにします。この治療で膵臓癌の完治はないですが、ある程度の延命が期待できるようです。札幌厚生病院(膵臓・肝臓同時動注化学療法)、奈良県立医大病院(膵臓の動注化学療法)もやっているようですからその具体的な治療については、ホームページである程度の内容を知ることができます。