癌との共存は、休憩している余裕がないです。
2017年 04月 06日
(昨日の続きです。)
治験を受けられなかった事は想定外でしたが、他の医師達と相談の結果・・・
と言われましたので、まぁ仕方がない。
それ以上、聞く気もしませんでした。
ただ、、、
母が、明らかにしょんぼりしています。
私は、すぐに切り替えました。
「それなら、通常HIFUを受けたいです。」
CT画像を見ながらの説明です。
「胃に近い所がありますので、ここは気を付けないといけないですね。」
そして、資料を見ながらHIFUの説明をされました。
実は、あまり詳しい事は知らなかったのです。
疑問点は質問させて頂きました。
きちんと顔を見て、目を見て話して下さる先生、すごく感じが良いです。
丁寧に教えて下さいます。
さずが、M先生のお弟子さんです!
結論・・・
急遽、2週間後に入院が決定しました。
6日間の入院です。
その間、HIFUを2回照射します。
患者への負担が少なそうな、温熱療法のような治療です。
あくまで臨床試験。費用は研究費から頂けます。
入院費用(個室料金)のみの支払いで済むそうです。
2~3ヶ月毎にHIFUを行い、数回繰り返すうちに効果(縮小)が現れる(かもしれない)とのこと。
臨床試験データを見せて頂いた限りでは、これもまた2倍の延命効果・・・。
抗がん剤と併用します。
今回は時間がないので、アブラキサン&ジェムザールを継続します。
既に効かなくなった抗がん剤ですが、HIFUを受ける事で、抗がん剤が浸透しやすくなる為に有効性には期待出来るかもしれないと言われました。
DDSの治験にはすごく興味があったのですが、HIFUを受けられるだけでも良しとします。
次の治療が見つかり、とりあえずホッとしています。
また、次の方法論を探します。
延命を繰り返します。
3年半元気に暮らしている母ですが、更にプラス1年半!
⇛5年間の癌との共存を目標にします!
それまでに、もっともっと医学が進歩することを願います。祈ります。
癌との共存は、休憩している余裕がないです。。。
by roll1822
| 2017-04-06 22:50
| 膵臓がん