日本初のラジオ波焼灼術もM先生だったんだ!
2017年 01月 07日
ナノナイフの本を読んでいて驚いたこと。
ラジオ波焼灼術を日本で初めて導入したのもM先生だったんだ!
日本で初めて肝臓造影超音波検査に携わったのもM先生と言います!
「M先生が認めて導入した診断法や治療法は、10年後には必ず日本の医療現場で主流になる」と言われるそうです。
すごい先生に治療して頂いたんだなぁ・・・としみじみ思い感じます。
SAKURAさんのブログを読ませて頂いて、改めて感じました(お名前を出してしまい申し訳ありません)。
M先生は消化器癌全般が専門ですが、特に局所治療と肝臓癌をメインとされていたようです。
ナノナイフも当初は肝臓をターゲットとして始められていますが、膵臓癌患者からの要望の方が圧倒的に多かったこと、肝臓癌であれば膵臓癌よりも他の治療手段を選択できること等の理由から、現在は膵臓癌がナノナイフの主となっているようです。
どの医師もさじを投げる膵臓癌患者に目を向けてくださり、本当にありがとうございます!
ここで、ラジオ波焼灼術とナノナイフの違いについて・・・
肝臓癌の局所治療として、針を刺して治療するラジオ波焼灼術は、全国で多く実施されています。
ラジオ波焼灼術が膵臓癌でも試されたことがあるそうですが、熱による灼療なので、血管や十二指腸に非常に合併症が多かった為に、現在はもう行われていないそうです。
その代わりにナノナイフ治療が開始されました。電気を通して治療するという点はラジオ波に似ていますが、ナノナイフは熱を発生させずに細胞死だけを起こして、臓器の構造、線維性の構造は保たれます。細胞にナノサイズの孔が空き、癌を死滅させます(正常細胞は再生する)。
必ずしも、切除するばかりが選択肢ではないと感じます。
でも、術後の苦労を考慮しても、完治を目指すには、やはり切除が一番なのでしょう。
ナノナイフで腫瘍が小さくなれば、、、
重粒子線、
そして、、、
切りたい。
私の今年の願いです。
by roll1822
| 2017-01-07 11:51
| 膵臓がん