先進医療特約の意味がない・・・。


ナノナイフで腫瘍が小さくなったら、次は、重粒子線治療を受けたいと思っています。

当初、本来の目的は重粒子線治療だったのですが、今年8月末に千葉の放医研でCT画像を見て頂き、胃や腸管に接している為にリスクが高い(胃に孔があく等)、という理由で、適応不可と診断判断されました。

その後、ナノナイフ治療と出会った為に、先にナノナイフで腫瘍を小さくしよう!という考えに至ったのです。

そもそも、なぜ重粒子線を受けたいか。。。

・・・先進医療だからです。




癌の治療には、すごく費用がかかります。

癌の場合、病院で行われる一般的な治療以外に、保険外診療など出来る限り様々な治療に手を出したくなってしまうのです。

ステージⅣだって、諦められないのです。

生きたいのですから。。。



通常の生命保険では、手術が行えなければ入院費用すら発生しないため、保険会社から支払われる金額はゼロです。

母はこれまで、①TS-1、②ジェムザール、③アブラキサン+ジェムザール、④インスリン投薬 の初回治療時に、いずれも3日~10日程度の入院をしています。

癌発覚からの3年間、保険会社から支払われた費用は、上記数日の入院費用だけ。


保険ってなんだろう。。。


母の場合、膵臓癌の前にも2度の癌を患っておりましたので、健診や保険には力を入れていて、数年前に先進医療特約に加入していたのです。

母は、膵臓癌になる数年前から、

  「これからの時代は、先進医療なんだよ。お前も入った方が良い!」

そして、私も保険に追加しました。



ところが、いざ癌になってみて・・・

受けられる先進医療がないのです!

先進医療に入っていれば、技術料として治療費のほぼ全額をお支払い頂けるそうなので、ぜひ試したいのですが。



特に、癌患者にとっては、全ての治療が賭けなのです。

その賭けに、どの程度の費用をかけられるかは、まさしく”賭け”。

保険で、その費用が支払われるというなら、気軽に治療を試す事が出来ます。

しかし、現時点において、膵臓癌で使用できる先進医療は、陽子線と重粒子線だけ。

樹状細胞についても、一部の医療機関で先進医療にしているという情報がありましたが、いざ病院に問い合わせてみると、どこも”膵臓癌は適応外”なのです。

本当は、樹状細胞も試してみたかったのですが、費用対効果に確信が持てず、先進医療で治療費が返ってくるのでなければ、試すまでもない。と私は考えていました。

陽子線は、膵臓癌の場合、有効性と副作用の観点から、私の選択肢にはありません。

そうなると、膵臓癌の先進医療として使う事が出来るのは重粒子線のみ。



でも、今思うこと、、、
膵臓癌ステージⅣaで重粒子線適応となるのは、意外と確率が低いのではないでしょうか?

場所が場所なだけに、特に母のような膵体部に腫瘍がある場合、相当小さくなければ受けられないのでないですか?
(膵尾部であれば、確率が高いのかもしれませんが。)

胃や腸管から5mm以上離れている事が、重粒子線適応の一つの条件でもあるわけですが。。。


ナノナイフ術前にM先生に、重粒子線適応外であった話を相談したところ、

  「胃から5mmは離れてると思うけどな。」

と呟かれたのです。

当然、重粒子線は専門外ですので、多くを語る事はありませんでしたが。



つまり、一般に言われる”5mm”という条件だけではなく、重粒子線適応となるためには余程慎重に判断されているのでしょうね。



せっかく、先進医療特約に加入しているのに。

受けられる先進医療がない。。。




国がどのような基準で”先進医療”と承認されるかは分かりません。

従って、偉そうな事を述べる事は出来ませんが、先進医療に対する対策をもっと見直して頂ければ、助かる患者が増えると思います。

数多くの命が助かるとまでは言いません。

安全性と有効性が不確かな状態で、反面、命を削ってしまうリスクもあります。

でも、選択するのは、患者とその患者の家族です。

もう少し、治療の選択肢を増やして頂けませんか。

   ↓ いつもありがとうございます!いつも力を頂いています!
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by roll1822 | 2016-12-11 11:15 | 膵臓がん | Comments(0)