ナノナイフ手術の日
2016年 11月 28日
ナノナイフの手術の日です。↓ いつもありがとうございます!いつも力を頂いています!
私は本日、朝一番で病院入りです。
ナノナイフの病院は、セキュリティーが完璧で、
病棟にはほとんどひと気がありません。
私が知っている病院とは、やっぱり違います。
一週間ぶりに母に会いました(一緒に住んではいないのです)。
いつも通りの元気な母でした。
昨日から胃や腸を空っぽにしたそうで、
「おなか空いたなぁ。」
元気な証拠です。
昨日の血液検査の結果を見せてくれました。
腫瘍マーカーが下がっていました。
(初診の日と10日後の入院前日の値です)
【CA19-9】 975.5U/mL → 450.5U/mL
【CEA】 30.5ng/mL → 21.1ng/mL
驚きました!
久々の低下傾向です!!
これは誤差ではありませんよ!アブラキサンの効果です!きっと!!
髪の毛は抜けてしまいましたが、受けて良かったのです。
効果があるなら、今後にも期待が出来ます!
午前と午後に一件ずつ手術が行われるようです。
母は午後の部です。
その間、母と叔母と3人で、ずっとおしゃべりをしていました。
次々から次へと話が尽きません。
今から手術とは思えないほど明るい空気でした。
午後1時、いよいよ手術の時間です。少し不安そうな母。。。
そんな母を見て、優しく綺麗な看護師さんが仰ってくれました。
「大丈夫ですよ、先生方がついてます。
私たちも居ます。
そして何よりもご家族の皆様がついてます。」
定型文のようなこのセリフ、心に沁みます。
ありがとうございます。母も私も緊張が緩みましたよ。
それにしてもここの病院の看護師さんはみんな若くてかわいい。
しかも、明るく優しく丁寧です。
来ているナース服も、よく見る看護師さんとは違います。
水色の細かいストライプのワンピースに白いエプロン、、、
まるでリカちゃん。
みんなで歩いて手術室に向かいます。
「んじゃ行ってくる。頑張ってくる。」と母。
母はこれまで、
40代で乳癌、
50代で甲状腺癌、
そして今回60代で膵臓癌、、、
なんと3度目の癌なのです。
しかし、こんなに元気に手術室に向かった時はありませんよ。
「待ってるからね。」
私は見送りました。
病室に戻り、叔母と二人で手術が終わるのを待ちました。
何も連絡がないという事は順調なのかな?
手術が始まり2時間半(午後3時半くらいでした)。
「終わりましたよ。今連れてきますね。」
看護師さんが病室に来ました。
母は、ベッドのまま病室に入ります。
目をつむったままの母、、、
「お母さん、終わったよ。」
私が言うと、母が2度頷きました。
しばらくして、病室にM先生が来てくださいました。
病室で、エコー検査をします。
母は寝たままです。
初診の時に使った機械と同じものだと思います。
お腹を開けると、みぞおちの所に白い絆創膏が。
そしてめくると、穴らしき赤い点が3つほど。
これが、ナノナイフの術後のお腹です。
虫刺されのような軽い状態で、腫れてもいません。
その上から、機械をグルグルと当て、エコーで内部を
確認しています。
相変わらず私にはさっぱり分かりません。
分かるのは、手術後のお腹がこんなのものなのか!という事だけ。
M先生は一言、
「順調に終わりましたね。予定通りです。」
先生が順調と仰るという事は、本当に順調なのでしょう。
母は、質問に受け答えはするものの、寝放しです。
病室に戻ってからの2時間、ずっと寝ていました。
少し、お腹が重ぐるしいと言っています。
少し熱も出てきました(38度台です)。
痛み止めと熱冷ましに、坐薬(ボルタレン)と水まくらを
使いました。
本日は、下記の薬剤を投薬です。
①ミラクリッド注 ← 膵炎予防。
②フェンタニル注 ← 鎮痛剤。
③ドロレプタン ← フェンタニルとの併用による麻酔補助。
午後8時頃、熱も痛みも良くなってきました。
病院が閉まる時間でしたので、私が帰ります。
あとは看護師さんにお願いしました。
とりあえず、手術は無事に終了です。
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by roll1822
| 2016-11-28 00:23
| 膵臓がん